旅先のゲストルーム010

白浜のホテル川久
バブル絶頂期に建設され１９９１年１１月に完成した超高級ホテル。




全室スイートのお宿は泊まるのは夢のまた夢だった。その後４００億を超える負債を抱えて
倒産の憂き目に遭い経営者が変わり、僕のような貧乏者でも何とか泊まれるチャンスが
出来たわけである。
鬱金色の屋根瓦、空飛ぶ兎のオブジェ、グリム童話のラブンツエル姫がいまにも窓から
長い金髪を垂らしそうな塔。まるでお城。でも何処の国とも特定できない摩訶不思議な
シャトー・・・
ホテルの紹介文にはそんな文字が並ぶ。確かによくわかんない無国籍建築であーる。
そのゴージャスぶりはあいた口が塞がらないです。実測もそこそこに、もう疲れてしまいます。
（広いし、いつもの１/50で描いたら便箋やスケッチブックに収まりません）