非公開の庭ふたつ
2010年 06月 24日
普段は一般公開されていない庭をふたつ同日に見学する機会を得ました。
最初は坂本・律院。
もとは比叡山横川谷の総里坊格(旧松禅院)の寺で里坊中でも一段格が高いとされ、
表構えや穴太衆積みの石垣も立派。庭は保科寺宗秀の作庭であり曲流回遊式の庭園。
比叡山からの自然水をそのまま引き込んでいます。江戸時代初期の作庭と言われ、
流水の手法が見事。回遊式とはいえそんなに広い庭では無かったですが書院から
東南に開いた庭の眺めは絶品。ここでは住職・叡南俊照師のありがた~いお話も
お聞きした訳です。

叡南俊照師は大阿闍梨(おおあじゃり)と呼ばれる大変ご立派な方なのであります。
大阿闍梨って何ですか?という声が聞こえてきそうなのでちょいと偉そうにご説明
致しましょう。(詳しくは知りませんが)千日回峰行なる7年越しの過酷な修行を
満行した行者のことなんですね。
生き不動として京都御所にだって土足で参内できるとか。その大阿闍梨曰く「この
庭は日本の100庭園のひとつに数えられるのです。」との事。「誰が選んだのかは
知りませんが。」とも。なんじゃそりゃ!
次に訪れたのは建仁寺山内大統院。
大本山建仁寺塔頭寺院のひとつである大統院は建仁寺夢窓派の青山慈永(せいざん
じえい)禅師により開かれた寺院。唐門を潜ると瞳に飛び込んでくるこれまた
小さな庭にはちょっと古い表現ですが、ビビビときた訳です。由緒ある古い寺院の
庭園とは思えない斬新でシャープでスマートなデザインではありませんか。
そして住宅の庭というくらいのヒューマンスケール。

建仁寺派管長小堀泰巌老大師によって「耕雲庭」と命名されたこの庭は現代庭匠の
ひとり北山安夫氏の作庭。(こちらもどうぞ)この庭が整備されてからまだ日が
浅いのか、ちょっと綺麗過ぎるというかシャープに感じるのもその辺もあるのかも
知れません。木々の枝の間から無粋なビルがちらちら見えちゃっているのも、
まだ十分に緑が育っていないからでしょう。数年経てばいい感じに馴染んでくる
ように思います。でも市松模様に敷き詰めた石のエッジはいまくらい効いてるほうが
僕の好み。全部で18枚敷き詰められた御影石、ひとつだけコーナーが揃っていない
箇所があるのですが、なぜでしょう?すごく気になった訳です・・・。
最初は坂本・律院。
もとは比叡山横川谷の総里坊格(旧松禅院)の寺で里坊中でも一段格が高いとされ、
表構えや穴太衆積みの石垣も立派。庭は保科寺宗秀の作庭であり曲流回遊式の庭園。
比叡山からの自然水をそのまま引き込んでいます。江戸時代初期の作庭と言われ、
流水の手法が見事。回遊式とはいえそんなに広い庭では無かったですが書院から
東南に開いた庭の眺めは絶品。ここでは住職・叡南俊照師のありがた~いお話も
お聞きした訳です。

叡南俊照師は大阿闍梨(おおあじゃり)と呼ばれる大変ご立派な方なのであります。
大阿闍梨って何ですか?という声が聞こえてきそうなのでちょいと偉そうにご説明
致しましょう。(詳しくは知りませんが)千日回峰行なる7年越しの過酷な修行を
満行した行者のことなんですね。
生き不動として京都御所にだって土足で参内できるとか。その大阿闍梨曰く「この
庭は日本の100庭園のひとつに数えられるのです。」との事。「誰が選んだのかは
知りませんが。」とも。なんじゃそりゃ!
次に訪れたのは建仁寺山内大統院。
大本山建仁寺塔頭寺院のひとつである大統院は建仁寺夢窓派の青山慈永(せいざん
じえい)禅師により開かれた寺院。唐門を潜ると瞳に飛び込んでくるこれまた
小さな庭にはちょっと古い表現ですが、ビビビときた訳です。由緒ある古い寺院の
庭園とは思えない斬新でシャープでスマートなデザインではありませんか。
そして住宅の庭というくらいのヒューマンスケール。

建仁寺派管長小堀泰巌老大師によって「耕雲庭」と命名されたこの庭は現代庭匠の
ひとり北山安夫氏の作庭。(こちらもどうぞ)この庭が整備されてからまだ日が
浅いのか、ちょっと綺麗過ぎるというかシャープに感じるのもその辺もあるのかも
知れません。木々の枝の間から無粋なビルがちらちら見えちゃっているのも、
まだ十分に緑が育っていないからでしょう。数年経てばいい感じに馴染んでくる
ように思います。でも市松模様に敷き詰めた石のエッジはいまくらい効いてるほうが
僕の好み。全部で18枚敷き詰められた御影石、ひとつだけコーナーが揃っていない
箇所があるのですが、なぜでしょう?すごく気になった訳です・・・。
by knaw
| 2010-06-24 00:37
| ♪樹の庭・石の庭・水の庭














