床柱を選ぼう!
2010年 08月 10日
進行中の現場の飾り床に使用する床柱を選定するために京都北山へ。
いっしょに仕事を進めている友人の会社・明日桧はいつも建築主・施工者・設計者・
山(林業家)の繋がりを大切にし、植林ツアーや伐採ツアーなど開催しながら
“モノづくり”だけでなく“コトづくり”を進めている。(とてもいいこと。そして
そう簡単にできるものでも無い。僕はいつも感心しているのです!)今回は純粋に
床柱を選定に行ったのだけれど、京都北山でこだわりの丸太作りを続けている中源㈱の
計らいで山を案内してもらい、伝統工法である「本仕込み」のことを説明して頂き、
磨き丸太の伝統的な手法「砂磨き」を体験させて頂き、その砂がとれる菩提の滝の見学
まで連れて行ってもらった訳です。


たかだか柱一本を選ぶのに一日かけあちこち(施主は愛知から、施工者は三重から、
設計者は奈良から)から関係者が集まり決めるなんて経済最優先の今の家づくりでは
なかなか無いことでしょうが、こういう家づくりはやはりいいもので理想を言えば
自分が関わる仕事はいつもこうでありたいな~と夢想するのです。
今回は当初から北山杉丸太と想定していたのですが、施主も施工者も設計者もあまり
観念的にならない様にいろんな可能性や選択肢があることを再確認する意味で、丸太でも
北山で有名な磨きや天然絞りだけで無く、広葉樹の錆丸太やちょうなはつりの六角の柱も
薦めてみましたが、最終的には予定通り杉丸太でいくことに。

飾り床のサイズやバランスから柱の径はこちらで細目(2寸5分程度)指定させてもらい、
最終的に絞りや磨き4本の候補の中から建築主さんが「これが一番好き!」という表情の
柱を選んだわけです。
最後は建築主家族自ら砂磨きで仕上げて、あとは現場に来るのを待つばかり。


*岩の合間を力強く流れ落ちる堂々とした「菩提の滝」。滝の下に溜まる肌理の細かい
砂は砥石と同じような成分があり石英質が含まれていないので傷つけることなく木材の
表面を磨き上げることができるので古来、北山杉の磨き丸太はここの砂で磨かれてきた
のです。(写真はダイナミックな男滝。これ以外にしなやかに流れ落ちる女滝も見てきた。)
昨年の夏、「本仕込み」の作業を見学に行った時の様子
↓
こちらをどうぞ!“本仕込み”という伝統
いっしょに仕事を進めている友人の会社・明日桧はいつも建築主・施工者・設計者・
山(林業家)の繋がりを大切にし、植林ツアーや伐採ツアーなど開催しながら
“モノづくり”だけでなく“コトづくり”を進めている。(とてもいいこと。そして
そう簡単にできるものでも無い。僕はいつも感心しているのです!)今回は純粋に
床柱を選定に行ったのだけれど、京都北山でこだわりの丸太作りを続けている中源㈱の
計らいで山を案内してもらい、伝統工法である「本仕込み」のことを説明して頂き、
磨き丸太の伝統的な手法「砂磨き」を体験させて頂き、その砂がとれる菩提の滝の見学
まで連れて行ってもらった訳です。


たかだか柱一本を選ぶのに一日かけあちこち(施主は愛知から、施工者は三重から、
設計者は奈良から)から関係者が集まり決めるなんて経済最優先の今の家づくりでは
なかなか無いことでしょうが、こういう家づくりはやはりいいもので理想を言えば
自分が関わる仕事はいつもこうでありたいな~と夢想するのです。
今回は当初から北山杉丸太と想定していたのですが、施主も施工者も設計者もあまり
観念的にならない様にいろんな可能性や選択肢があることを再確認する意味で、丸太でも
北山で有名な磨きや天然絞りだけで無く、広葉樹の錆丸太やちょうなはつりの六角の柱も
薦めてみましたが、最終的には予定通り杉丸太でいくことに。

飾り床のサイズやバランスから柱の径はこちらで細目(2寸5分程度)指定させてもらい、
最終的に絞りや磨き4本の候補の中から建築主さんが「これが一番好き!」という表情の
柱を選んだわけです。
最後は建築主家族自ら砂磨きで仕上げて、あとは現場に来るのを待つばかり。


*岩の合間を力強く流れ落ちる堂々とした「菩提の滝」。滝の下に溜まる肌理の細かい
砂は砥石と同じような成分があり石英質が含まれていないので傷つけることなく木材の
表面を磨き上げることができるので古来、北山杉の磨き丸太はここの砂で磨かれてきた
のです。(写真はダイナミックな男滝。これ以外にしなやかに流れ落ちる女滝も見てきた。)
昨年の夏、「本仕込み」の作業を見学に行った時の様子
↓
こちらをどうぞ!“本仕込み”という伝統
by knaw
| 2010-08-10 10:37
| ♪建築現場から














