奈良県の一級建築士事務所 (建築設計事務所) 中尾克治建築設計室のブログ 建築設計監理・家具デザイン・庭園デザイン


by knaw
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醤油の匂いのするまち

ちょっと用事があって和歌山まで行ってきました。
時間に余裕があったので(というか、余裕をつくるため早く出発
したのだが)和歌山県で唯一の重要伝統的建造物群保存地区
ある湯浅に立ち寄りました。

醤油の匂いのするまち_c0175075_18574762.jpg

湯浅は漁港のまちでもあり、熊野参詣道が街の中を通り抜ける交通・流通の
拠点でもあったので古くから繁栄した町だったようです。
重伝建に指定されているエリアは参詣道筋ということでもなく、港周辺でも
なく北町通りという通りを中心とした町家群。
本瓦葺きの旧い町家が並ぶ細い通りに入りこむとプ~んとお醤油の匂いが
漂ってくる。そう、ここ湯浅は醤油醸造の発祥地として知られていて、
いまも伝統的な醸造法で醤油作りを行っている。朝早かったので、まだ
帳が降りたままの町家がほとんどでしたが、逆に観光客が居らず、
町のひとたちが、さぁ今日もがんばろかという感じでそろそろ動きだすころで
静かに佇んだ町並みの風情がしっかりと愉しめた訳です。
さて、この重伝建地区の詳しいリポートはまた今度として、伝建地区以外でも
気になる建物がけっこうありました。
湯浅の町の玄関口でもるJR湯浅駅は昭和3年3月竣工の木造駅舎。
造改修されてはいますが、昭和初期の鉄道駅舎の趣きを感じさせる近代化
遺産建築です。改札のある待合ホールはレトロな雰囲気がしっかりのこっていて
竣工当時の意匠形態に再生したら湯浅の顔になると思うのですが・・・


醤油の匂いのするまち_c0175075_1993514.jpg
醤油の匂いのするまち_c0175075_1995653.jpg

町のなかにはレンガ積みの塀にアーチの門の建物がありました。
主屋はこれも立派な本瓦葺きの和風建築。伝建地区の建物もほとんどが
本瓦葺きだったし、産業町として栄えた歴史があるから、やはり皆裕福だったん
でしょうね。さてこのレンガアーチのゲートをくぐるとこの建物はなんだと思います?

答えはお風呂屋さん。銭湯でした。中も見てみたいね~

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醤油の匂いのするまち_c0175075_1827777.jpg







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by knaw | 2012-09-02 19:30 | ♪度々の旅