オモシロイ!土木展
2016年 09月 19日
「土木」という響きからは、昔からいわゆる3K(きつい、きたない、きけん)の代表格と
して、またおっさんくさい、野蛮な感じといった負のレッテルを張られてきたという
印象がぬぐえないところがあります。
実際に厳しい世界であることは間違いないこと(それはどんな職業でも同じこと)だし、
危険を伴うことだってあります。しかし、それを上回る素晴らしい成果をそこに
携わっている人たちにもたらし、その価値観を再認識でき、やりがいをもてる仕事だから
皆さん頑張って良い仕事をされている訳ですね。
なにを言っても日本の土木建築の技術力は世界一といって過言では無いです。
東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで開催されている企画展“土木展”
はすこぶる愉しく面白い展覧会だった。市井のひとたちには中々伝わりにくことを、
平易な説明と工夫をこらしたビジュアル情報(映像・模型・実物)でたのしく、おもしろく
縁の下の力持ち的な、一般には見えにくい土木の世界を伝えています。
展覧会ディレクターを務めたのは東京大学の土木工学科出身の建築家・西村浩さん。
土木らしいダイナミックな会場構成からカレーライスのごはんをダムに、ルーを湖に
見立てたかわいいダム模型まで大から小、全体から部分まで、実に手の込んだ
展示をしてありました。西村氏の高いディレクション能力が伺えます!
建築家でありながら長く東大の土木工学科(社会基盤工学科)で教鞭をとられた
内藤廣さんが企画協力をされているのも大きいと思います。ハードな技術だけが
先行しがちだった土木の世界に景観性やデザイン性の重要性を説いて、土木と
建築と景観デザインを繋いできたこの人たちのセンスと心意気が、この愉しい企画展を
生んだのだと思います。
WORKS
日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
して、またおっさんくさい、野蛮な感じといった負のレッテルを張られてきたという
印象がぬぐえないところがあります。
実際に厳しい世界であることは間違いないこと(それはどんな職業でも同じこと)だし、
危険を伴うことだってあります。しかし、それを上回る素晴らしい成果をそこに
携わっている人たちにもたらし、その価値観を再認識でき、やりがいをもてる仕事だから
皆さん頑張って良い仕事をされている訳ですね。
なにを言っても日本の土木建築の技術力は世界一といって過言では無いです。
東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで開催されている企画展“土木展”
はすこぶる愉しく面白い展覧会だった。市井のひとたちには中々伝わりにくことを、
平易な説明と工夫をこらしたビジュアル情報(映像・模型・実物)でたのしく、おもしろく
縁の下の力持ち的な、一般には見えにくい土木の世界を伝えています。
展覧会ディレクターを務めたのは東京大学の土木工学科出身の建築家・西村浩さん。
土木らしいダイナミックな会場構成からカレーライスのごはんをダムに、ルーを湖に
見立てたかわいいダム模型まで大から小、全体から部分まで、実に手の込んだ
展示をしてありました。西村氏の高いディレクション能力が伺えます!
建築家でありながら長く東大の土木工学科(社会基盤工学科)で教鞭をとられた
内藤廣さんが企画協力をされているのも大きいと思います。ハードな技術だけが
先行しがちだった土木の世界に景観性やデザイン性の重要性を説いて、土木と
建築と景観デザインを繋いできたこの人たちのセンスと心意気が、この愉しい企画展を
生んだのだと思います。
WORKS
日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw
| 2016-09-19 11:38
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