奈良県の一級建築士事務所 (建築設計事務所) 中尾克治建築設計室のブログ 建築設計監理・家具デザイン・庭園デザイン


by knaw
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<   2011年 07月 ( 14 )   > この月の画像一覧

夏に活躍する建具たち

夏本番を迎えますが猛暑の日中、寝苦しい熱帯夜を少しでも
快適に暮らす工夫のひつつとして、夏場に威力を発揮する建具たち。
簾障子は今ではあまり見かけませんが通風・防虫・目隠しetcを兼ねる
優れ物。

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ガラリ状になった鎧戸なら網戸を併用すれば夜間、この建具で施錠し
ガラス戸は空けっぱなしで就寝できるのでエアコン不要。
朝になればさわやかな朝日が隙間から涼風とともに差し込んできます。

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別にすべて木製建具で製作しなくても普通のアルミサッシを採用し、
雨戸としてこの通風建具を取り付ける事も可能。

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開口部の設え、建具は重ね使いして工夫し空調機に頼り切らずに
蒸し暑い日本の夏を凌ぐ工夫をしたいものです。
建具の数が増えたり多機能でこだわった建具を多用すると建設費は
高くなりがち。
こうした建具を活用している我家では今年はまだ一回もエアコンを
つけていません。なが~い目で見れば決して高くついていないはず。

節電の夏 日本の夏



平屋の暮らしを愉しむ

“天然蒸留水=雨”について考えよう

“緑のカーテン”ってなんだろう!?

生物多様性の生活空間・場所~田園住宅のススメ

雨にぬれても・・・『雨の辞典』というRainの大百科

奈良が産んだ彫刻家・井上武吉の“哲学の庭”

WORKS



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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw | 2011-07-28 07:55 | ♪環境造形デザイン

よこ道あるき

2週間程前の生駒市の環境フェスティバルで展示されたECO-net生駒の
まち・みち環境部会のパネル。昨年秋に歩いたよこ道あるきのコース紹介を
パネル展示したもの。部会員の意見をまとめて製作しましたが、あまり
かっこ良く作れませんでした。悪しからず・・・結構手間はかかったんだけど。

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当日は体温くらいの気温が有る猛暑日。アスファルトとコンクリートで
固められた露天のブースに展示されていたので、立ち止まってゆっくり
見てくれる人は少なかった?
生駒にはこんないいよこ道があるよ!という情報を書き込んでもらうパネルも
設置されていましたが、残念ながら書き込みは無かったです。(昨年は結構
書き込んで頂いていたんですよ。)
真昼間に開催するのじゃなく夕涼みを兼ねて行うとか、屋内や軒内、または
木陰が多い場所だったら良かったのですがね。

まだコースや日程は未定ですが、この秋にもよこ道あるきは開催されます。
乞うご期待!



平屋の暮らしを愉しむ

“天然蒸留水=雨”について考えよう

“緑のカーテン”ってなんだろう!?

生物多様性の生活空間・場所~田園住宅のススメ

雨にぬれても・・・『雨の辞典』というRainの大百科

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw | 2011-07-27 08:43 | ♪お気に入りあれこれ

183606km

・・・もう14年生になる愛車?(あまり愛していないけど)が
動かない。(中略)もう一年以上前から異音を発していたから、
そろそろ臨終のときが近づいているのかも知れませんね。


と記したのが1月の末。とうとうその時が来ました。
183606㎞というのが最終的な走行距離。11月が来たら丸々14年
だったから、まぁよく走りましたか?
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今時は中古市場で高く引き取ってくれる内に下取りに出して、それを
頭金に次のクルマって人も多いでしょう。会う度に違う車に乗り換えてる
人だっている。でも10年以上乗り続けているとそれはそれでヘンな
愛着が湧いてくるものです。いわゆる車好きの愛情とはまったく別な・・・
いざ乗り換えるとなったら、近頃はまったく手入れもしていなかった
ポンコツでも愛おしく思えてきます。さようなら、ヤスラカニネムレ



“天然蒸留水=雨”について考えよう

“緑のカーテン”ってなんだろう!?

生物多様性の生活空間・場所~田園住宅のススメ

雨にぬれても・・・『雨の辞典』というRainの大百科

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw | 2011-07-26 18:28 | ♪お気に入りあれこれ

丹下健三の体育館

先日、友人のお招きで高松にある民家型工法に徹しつつも、ただ伝統工法の
世界に安住することなく加工機械を積極的に導入し仕口や継手を工夫し、
納まりの整理と標準化を進めている大工集団の工務店さんを視察に行かして
頂いた。工場、材木を乾燥させる土場、施工された住宅を見せてもらって
満腹になったのだけれど、せっかく高松まで来たのだからということで
時間の許す限り、いろいろ見て廻る。建築腹は別腹がいっぱいあるので
いくら食しても、もういいということは無い。(この視察の感想を書いたら
長くなるので別の機会に)
イサム・ノグチにジョージ・ナカジマなどは以前にも何度か訪問済。今回は
あっさりと見学し、丹下健三の県庁舎も以前に訪れているので、同じ
丹下さんの香川県立体育館をこの日のラストに訪問することになりました。

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まぁ、変わった形ですこと!ノアの箱舟だか何だか判りませんけど、舟が
モチーフになっているのでしょうね。完成が1964年だから、僕と同期です。
丹下健三で1964年というと、何と言っても東京オリンピック。
代々木の国立屋内総合競技場のデザインは今でもまったく古さを感じさせない
斬新なデザインで、吊ケーブルの屋根構造も天下逸品。
この香川の体育館は時系列からして東京のオリンピックプールと同時並行で
計画が進められていたのは間違いありません。何となく似た雰囲気を
醸し出しております。共通したコンセプトや技術、ディテールも探せば
出てくるはず。
中に入ってみると、多くの体育館はたいがいアリーナの中央の天井が一番
高くなっているものですが、ここは逆。外観の跳ね上がった部分、つまり
舟の舳先と船尾の部分が客席のスタンドになっていて、中央部に競技場。

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センターコートというものが無くて、常時、並列にバレーボールやバスケット
ボールのコートが設置されるようです。天井高が中央に来れば来るほど
グッググイッと下がっているので、県立の体育館としてははっきり言って
ヒクイ!バレーボールでレシーブするとすぐに天井に当たっちゃうらしい
です。今は主要な大会などは新しい体育館で行われているそうですが、
プレーする人や施設の管理側からすると決して使いやすい“良い”体育施設
じゃ無さそうですね。バックスペースの倉庫なんかもアリーナレベルには無いし
(階段上部の吹抜部分に床を作って収納スペースにしている模様。)、
選手の動線も観客の動線も同じ階段と通路。そんな事は二の次で、この外観に
最低必要なものを入れこんだという感じかな。丹下健三だから赦された空間。
普通の設計者だったら総スカンを食ったに違いない。



“天然蒸留水=雨”について考えよう

“緑のカーテン”ってなんだろう!?

生物多様性の生活空間・場所~田園住宅のススメ

雨にぬれても・・・『雨の辞典』というRainの大百科

奈良が産んだ彫刻家・井上武吉の“哲学の庭”

近代庭園の先覚者・七代目植治と無鄰菴庭園

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw | 2011-07-25 18:25 | ♪度々の旅
大阪への通勤1時間ちょい、駅を降りてバスに揺られて10数分、バス停から徒歩
3分くらいならお買い得な敷地なのかどうなのか?この矩折れ型と言うかL型と
言うか総2階の小さな家の計画地は66坪(218㎡)ほどあるから結構ゆとりの
ある敷地です。
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30坪強の小さな家ですが、このくらいの大きさ(広さ)で家族4人なら十分、
暮らしていける。子どもはいつまでも子どものままで家にいませんしね。
子育て世代に対して、そんな提案です。
図面ではオリエンテーション(方位)が明示されていないので判りませんが、
L型の入り隅になった部分は、ちょうど真南に向いており午前も午後も陽当りの
良い広間が庭と一体になりながら、太陽の動きに応じてこの家の陰の向きが如実に
動いていくのが明確で家が日時計みたいなものです。
一日中日陰になるような部分が無く、全ての室内に一日のどの時間帯かには必ず
陽差しが差し込むようになります。
夏場の午前、早い時間帯では図の上側(北東)から朝日が燦々おはようさんと
入ってくる訳です。一般の方は、いや建築関係者でもこういう間取り図を見ると
どうしても紙面のタテヨコで南北東西を認識してしまいがちですが、そこには
大きな落とし穴があるんですね。
南北軸に対し角度を大きく振ったプランと言うのは、ある意味無方向性を醸し出し、
それが利点になります。




“緑のカーテン”ってなんだろう!?

生物多様性の生活空間・場所~田園住宅のススメ

雨にぬれても・・・『雨の辞典』というRainの大百科

奈良が産んだ彫刻家・井上武吉の“哲学の庭”

近代庭園の先覚者・七代目植治と無鄰菴庭園

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw | 2011-07-22 11:50 | ♪間取り色々(プラン集)

ゴーヤ勢い良し

原発問題から来た節電意識もあって今年は緑のカーテンが大流行り。
新聞やテレビ報道でもしょっちゅう取り上げられています。
それは関係なくエコロジーの観点から緑化は推進すべしで、ECO-net生駒でも
「緑のカーテンコンテスト」の応募を募集しています。
前にもこのブログにアップしましたが、今春新設になった保育園園舎の
ゴーヤは2階の手摺あたりまで蔓が延びて、まだ小さいですが実も
いっぱい出来ていました。
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“緑のカーテン”ってなんだろう!?

生物多様性の生活空間・場所~田園住宅のススメ

雨にぬれても・・・『雨の辞典』というRainの大百科

奈良が産んだ彫刻家・井上武吉の“哲学の庭”

近代庭園の先覚者・七代目植治と無鄰菴庭園

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by knaw | 2011-07-21 18:58 | ♪お気に入りあれこれ

井戸掘り

ある計画施設の敷地では地下水を汲み上げ活用するため、地下100mくらい
までボーリングしています。この計画施設は住宅では無いのですが、人の
生活の原点に直結するような質素で贅沢なヒューマンスケールの「働く建築」に
仕立てたいという想いでいます。
太陽光や風力、小水力で発電し、雨水を溜めガスや上水道などの一般的な
ライフラインに繋がれていないローテクなんだけど発想のハイテクを施主は
求めておられます。井戸水もその一環。
夢多き希望あふれる計画にワクワク・ドキドキする半面、現実は難しい問題も多い。
構想されている施設を完結させるにはいろいろと創意工夫が必要で、
あたりまえの感覚では一筋縄ではいかないことは必至。なのですが、
まぁ 楽天的にいきましょう。ケセラセラですわ。
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“緑のカーテン”ってなんだろう!?

生物多様性の生活空間・場所~田園住宅のススメ

雨にぬれても・・・『雨の辞典』というRainの大百科

奈良が産んだ彫刻家・井上武吉の“哲学の庭”

近代庭園の先覚者・七代目植治と無鄰菴庭園

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw | 2011-07-19 13:24 | ♪建築現場から
日比谷公園の目の前、道を挟んで帝国ホテルが建っているすぐ横にこの
クラシカルな外観の建築は建っている。巨匠・村野藤吾の72歳の時の作品。
1963年の完成だから僕より年上だ。
日本生命保険相互会社の創業70周年を記念して建設されたこのビルは一見、
ただのオフィスビルと思いきや、内部はオフィスと劇場をひとつの建物に
胚胎している。

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日生劇場と呼ばれるこの有名な劇場は藤色の軟質石膏下地の有機的に
うねった天井に一面、アコヤ貝が貼り詰められていて、まるで得体の
知れない軟体動物の体内に入り込んだような不思議で魅力的な空間なのである!
とすべてお見通しのように偉そうなことを言ってはみたものの、実は劇場の
中には入ったことが無い。
東京に行く用事のついでに二度ほど見学を申し込んだが、中々タイミングが
合わず、こちらが行きたい日時は公演中の事が多く未だ見学は出来ていない。
お金を払って観劇すればいいじゃないかと言われるかもしれないけれど、
そんな高尚な趣味もなくて・・・結局は外観と自由に行き来できるホール内
のみの見学にとどまっています。

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外観もホール内も素晴らしくて、村野らしい装飾性を有し、掘りの深い
ファサードは光と影の陰影が美しい表情の変化を見せています。
劇場内もいつかは見てみたいという思いを持ち続けているときっと現実の
ものになるでしょう。そんなもんです。




“緑のカーテン”ってなんだろう!?

生物多様性の生活空間・場所~田園住宅のススメ

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奈良が産んだ彫刻家・井上武吉の“哲学の庭”

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw | 2011-07-18 08:11 | ♪度々の旅

Oh my god!

ミレーの『晩鐘』をモチーフにしたステンドグラスの設置完了をブログに
書いたけど、アップしてから気付いた。「なんか、おかしいな?」
本に載っている『晩鐘』の絵を見てみるとなんとなんと左右逆さまじゃありませんか!
つまり、裏表逆に取り付けている。ほんまかいな!と何度も穴があくくらい見比べたけど、
何度見ても絵はひっくり返らない。あ~悲惨!あ~かっこ悪っ!あ~恥ずかし!
取り付ける人も、監督する人も、毎日施設を使っている人も、そして、ここにこのように
取り付ける事と指示したものも誰も気づかなかった?
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本来なら上の写真のような構図にならないといけない。(これは写真画像を反転しただけ。)
週明け、早速入れ替えてもらわなければ。
こんな初歩的な失敗、なさそうで結構あるんです。オハズカシイ
by knaw | 2011-07-17 11:08 | ♪僕の失敗学

労働と祷り

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ジャン=フランソア・ミレーの代表的名作『晩鐘』。シュールレアリズムの画家、
サルバドール・ダリが主題として何度も取り上げた作品としても知られています。

『晩鐘』は、ミレーが1855-1857年頃に製作した作品。バルビゾンの馬鈴薯畑で
農作業をする夫婦が、教会から聞こえる夕刻のアンジェラスの鐘に合わせて祈りを
捧げている姿を描写しています。

ちなみにアンジェラスとは、ラテン語で「エンジェル(天使)」の意味らしいですね。
具体的には、神の言葉を伝える天使ガブリエルを示すそうです。

写真は『晩鐘』をモチーフにしたステンドグラス。U・R保育園の旧い園舎に
あったけど使い勝手からか収納スペースに隠れてしまい埋もれていたもの。
新しい園舎に移設されました。
結構フレームが傷んでいて精度も良くなくて、扱いが難しく取り付け方法が困難。
木製のフレームをこしらえて階段室に取り付けられました。
以前は東に向いて取り付けられていましたが、新しい園舎では西向き。
夕陽を受けて階段室にオレンジの光を落します。
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by knaw | 2011-07-17 08:43 | ♪建築現場から