奈良県の一級建築士事務所 (建築設計事務所) 中尾克治建築設計室のブログ 建築設計監理・家具デザイン・庭園デザイン


by knaw
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<   2011年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧

杉の作業台

改修しごとで追加の納品。今回の改修範囲では無かった御主人の
書斎スペースになっている部屋の既存のデスクを撤去して、杉の
一枚板カウンターを取り付ける事に。
長さ3.3m、奥行き60cm、厚みが8cmある一枚板。
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壁際にいっぱいいっぱい収まりました。壁や床が新建材の部屋なので
内装仕上げも自然素材で改修出来たら、いいお籠り部屋になったのですがね。
いろんなモノが置いてあった室内でしたが、このたび不要なものはいっきに
処分されてすっきりしました。書架も設えたので書籍他も整理がついた。
ふたたび散らからない様、ワタシイノッテマス。




節電の夏 日本の夏

平屋の暮らしを愉しむ

“天然蒸留水=雨”について考えよう

“緑のカーテン”ってなんだろう!?

生物多様性の生活空間・場所~田園住宅のススメ

奈良が産んだ彫刻家・井上武吉の“哲学の庭”

WORKS



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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw | 2011-08-24 08:16 | ♪建築現場から

旅先のゲストルーム18

大型の温泉旅館やリゾートホテルがひしめく南紀・白浜の温泉街のまだその先、
少しばかり足を伸ばした所にあるのが椿温泉。大きい宿や施設などほとんど無く
その“鄙びた”感がとても良い。
そんな椿温泉郷の奥まったところに佇むのがたった6室だけの小さな宿『海椿葉山』。
エントランスになる楕円形のサロン棟とその奥に軒のひくいヒューマンスケールの
宿泊棟がレベル差のある中庭を挟みこむように建っています。
道路の方が敷地より高いので建物に入る前に海は見えるのだけれど、一旦、宿に
足を踏み入れるとチェックインをすまし部屋に案内されるまで海は見えそうで
ほとんど見えない。チラリズムの感じ。そして部屋に入ると木製のデッキ越しに
紀州の海がドバッー。高い断崖の上に建っているので遮るものは何も無い。

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この宿は建築家・竹原義二さんの代表作のひとつ。1999年の竣工。
翌年、ある講演会でこの建築をスライドで紹介してもらい一目ぼれ。
すべて手描きの図面の迫力に圧倒され、素材やディテールその他こだわりと
妥協なき探究心と追求魂に感服。すごい建築家がいるもんだと目が点になる。
一度、泊まりに行かなければ!と思い、
随分以前に宿泊予約をしようと宿に電話をした。
「×月×日から一泊。大人ふたりと子どもふたりの4人です。」
「ここは、子どもさんは宿泊できません。」
「えっ!家族なんですけど。親が一緒でもだめなんですか?」
「はい、子どもさんは一切お断りしております。すみません。」
ということで断られてしまった。
あらまぁ、ということでまだ小学生だった娘たちをほっといて相方とふたりで
行く訳にもいかず、仕方無く諦めたのでありました。
そうか、ここは愛人とこっそり、イソイソとお忍びで来てくださいませ。
というオトナの宿なのだな!と思ったりしたものだが、残念ながらそんな
お相手もおらず、そらから9年の月日が過ぎてしまいました。
子どもは宿泊制限にひっかかる年齢ではなくなりましたが、逆に親について来る
歳では無くなり、「ふたりで行ってきいや。」となり、やっと今年泊まりに行く
事になりました。メデタシメデタシ

宿のリーフレットにはこんなキャッチコピーが書かれていました。
「その宿で、私は海ばかり見て過ごした。」ほんとうにそんな素晴らしい宿で、
確かにチェックイン後、午後のキラキラ反射した海、西に陽が傾きオレンジ色に
染まる海、月明かりに照らされイカ釣り漁船の漁火が灯る銀の海、早朝のまだ眠り
から覚めていない群青の海、昼前に順光で見れる鮮やかなマリンブルーの海と
時の流れとともに表情を変えていく海を見ているだけで、ただそれだけでいいと
いう思いを感じる空間。しかししかし、悲しいかな建築ジャンキーにはこの宿は
海をみているだけでは済まないのであります。数々の賞を総なめにしている名建築。
一目ぼれした憧れのひとにやっと逢えたワクワクドキドキ感から、写真パチパチ
撮りまくり、スケールであちこち測りたおし、台に登ったり、寝そべったりして
どんな素材を使っているか、どんな納め方にしてあるのか調査の時間は一泊では
足りない。かつて故・宮脇檀さんは吉村順三さん設計の京都・俵屋を評して、
こんな疲れる宿は無いと、うそぶいたとうエピソードがありますが、海椿葉山も
同じ事で寝る間もない。今回宿泊したのは『海星』という間。「全室堪能しようと
思うと、最低あと5回泊まらなければなりませんな!」そんなことを朝食の時に
仲居さんに話していたら、気を廻してくれて「『海月』『海蛍』のお客様がすでに
チェックアウトされましたので、よかったら室内を見られますか?」と声を
かけて下さった。ありがとうございます。すべて設えが違う6室のうち3室を
今回の旅で見る事が出来ました。
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節電の夏 日本の夏

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“天然蒸留水=雨”について考えよう

“緑のカーテン”ってなんだろう!?

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw | 2011-08-21 10:45 | ♪旅先のゲストルーム

現地調査とニャン子

先週末、計画敷地の現地調査に行き、テープで現状の寸法を測ったり、
写真を撮ってメモを描いていると「にゃ~ん」とネコが足元にすり寄ってくる。
このお宅の飼い猫なのだが、やたらに人懐っこい。
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どっちかと言えばイヌネコには吠えられたり、身構えられたり、かまおうと
したら逃げられたりすることの多い僕ですが、あまりに寄ってくるので、
ヨシヨシと頭を撫でてやったら、しまいにごろにゃ~んと寝転がり、仰向けに
なってお腹をだして「もっともっとさすってくれ~」とばかりのリラックスぶり。
全身こちょこちょとしてやったら極楽ゴクラクという顔でどっかへ行っていまいました。
ネコはいつも勝手です。現地調査が大幅に遅れた事は言うまでも無い・・・・




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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw | 2011-08-09 08:05 | ♪建築現場から

今朝の風景

暑いので仕事のペースも落ち気味。昨日は久々に外出無しで終日事務所で
蝉の鳴き声を聞きながら作業。今朝はいつもより早起きで田んぼ畑を一回りしてきたら、
もう稲には朝露が浮いています。(写真では判り辛い)
畑のはしっこでは夏空の下ヒマワリがきれいに咲き誇ってますが、家の前ではいがぐりが
デッキと擁壁の上にふたつポロリと落ちていて。
今日も暑くなりそうですが、そんな暑さの中にも秋の気配が少しづつ現れてきます。
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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
by knaw | 2011-08-09 07:44 | ♪不易流行のデザイン

杉の組立椅子

ゆったりと寛いで腰掛けるチェアではなくて、ちょっと腰を下ろす程度の
椅子としてデザインしたもの。玄関先で靴ひもを結ぶとか・・・
高価な材料を使わず、工事現場で使用されている杉の足場板なんかで作れる
ようにイメージして寸法を割り出してある。
釘や金物、接着剤を使用せず長ほぞを入れた所に鼻栓で固定しているだけ。
比較的簡単にばらして、また組み立てる事ができるのです。
これくらい単純な仕様なら、ちょっと器用な人なら日曜大工で作れると思います。
僕“はぶきっちょ”だからダメ。この試作も簡単なスケッチ図とイメージだけ
伝えて大工さんに作ってもらった。
大工さんでも丸くくりぬく部分はちょい苦労したみたい。

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by knaw | 2011-08-04 18:48 | ♪木の家・木の家具

六甲の山の上

先日、所用で神戸に行った際、暑いし天気いいし、すこし時間があったので
山の上は少しは涼しいかなと思い六甲山頂へ。
決して涼しいという事は有りませんでしたが、阪神間の町並みから大阪湾、
生駒山系、関空まで良く見えて遠くまで関西のアーバンテクスチャーを確認。
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下の写真は昨年に竣工した自然体感展望台“六甲枝垂れ”で広島の建築家・
三分一博志さんの設計。その名の示す通り、山の上に立つ枝垂れの大きな樹
をモチーフにした独創的な建築です。「自然体感展望台」とキャッチが付いて
いるように、自然循環の仕組みを体感できる仕組みが採用されています。
昨秋に神戸の建築士会の見学会に参加した時も行きましたが、ここはやっぱり
暑い夏に行くべき。
標高900mを越える六甲山頂では冬場降った雨は寒さで氷になるので、氷室を
つくり貯蔵した氷を利用して、山頂に吹く風の速さと力で空気を採り込み、
氷室を通して涼風を展望室に送り込むシステムになっているので、
「風室」と呼ばれる総檜張りの室内は天然クーラーで涼しい!ゴクラクです。
展望所だけれど、この「風室」から展望できるのは頭上にぽっかり空いた
丸い開口から見える青い空だけ。この中に居ると静かで涼しく、うす暗くて、
「井戸の中の蛙、大海を知らず。されど空の青さを知る。」の境地に至る。
まだ行ったこと無い人は、ぜひ行って体感して下さいませ。良い建築です。




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奈良が産んだ彫刻家・井上武吉の“哲学の庭”

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by knaw | 2011-08-03 09:49 | ♪度々の旅

土用干しも終えて

稲の背も高くなってきて、今の水田は一面緑のじゅーたんを敷き詰めたよう。
十分株別れもしてきました。
土用以降、水を入れずに土用干しをしていましたが雨が多かったので、
あんまり乾いていなかった。ひび割れするくらいまで土を乾燥させることで
稲の根を丈夫にするのだそうです。
日曜日に水をたっぷり入れたのに、今朝はほとんど抜けている。相変わらず
水持ちが悪いので苦労するのであります。
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by knaw | 2011-08-02 10:21 | ♪百姓に目覚め至極満足に暮らす