奈良県の一級建築士事務所 (建築設計事務所) 中尾克治建築設計室のブログ 建築設計監理・家具デザイン・庭園デザイン


by knaw
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

あちこちの現場から

現在いくつか並行して進行中の現場
ある教会の改修工事ではエレベーターが設置されました。
コンパクトなサイズですが現場自体もたいへんコンパクトで
その他の内装工事、設備工事と輻輳して現場はタイヘン!
別の工場の倉庫増築は基礎工事。配筋検査も修了して、
コンクリート打設へ。
月内には上棟のヨテイ!

あちこちの現場から_c0175075_2214879.jpg
あちこちの現場から_c0175075_22143243.jpg
あちこちの現場から_c0175075_22144531.jpg



WORKS

あちこちの現場から_c0175075_1827777.jpg


日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
# by knaw | 2016-10-25 00:05 | ♪建築現場から

サンライズ

建築士会全国大会で九州へ行っていました。
さっき戻って、これから仕事モードへ

サンライズ_c0175075_926664.jpg

夜明け・・・大阪南港から


WORKS

サンライズ_c0175075_1827777.jpg


日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
# by knaw | 2016-10-24 09:29 | ♪お気に入りあれこれ
仕事の打合せで三田市へ行く途中、近くで開催中の「里山住宅博」を
覗いてきました。
堀部安嗣さんや松澤穣さんはじめ有名建築家がモデルハウスを
設計しているというので、どれどれと視察偵察にいったわけ!
この住宅博のプロデューサーを務める小池一三氏はヴァンガードハウスと
呼ばれる先進モデルの設計者に堀部氏と松澤氏を招聘したそうですが、
お題は「華美では無いけど野暮では無い家!」だったそうです。
引き受けたお二人の建築家は「難しいテーマだ」と口を揃えて言ったそうな。

ごく普通で品よく美しい家_c0175075_05597.jpg

そんな難しいテーマをそれぞれの解釈で耐震性や省エネ性など現代住宅に
欠かせない条件に丁寧に答えながらそれらのモデルハウスはできていました。
残念ながら松澤氏設計の「地べたの家」というのは外観しか見学できなかったですが、
木製建具廻りの納め方、気の配り方など参考になるところがいっぱい。
「これからの家」という堀部氏設計のモデルは4間角総2階のシンプルな外観。
余計なことはしないという堀部さんの設計ポリシーが感じ取れます。
ほかにも、ぷらんにじゅういち(趙海光)の設計した住宅など見どころある
家々が見学できて刺激的です。


WORKS

ごく普通で品よく美しい家_c0175075_1827777.jpg


日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
# by knaw | 2016-10-12 00:18 | ♪不易流行のデザイン

駐車スペースの門構え

既存住宅の駐車スペース・駐輪スペースのリメイク。
細かい修正点は多くありましたが、計画のイメージが
うまく表現できたと思っています。
ゲート扉も全てあつらえる予定でしたが、最終的に既製品を
活用したのだけれど、おおきな違和感は無く納まっています。

駐車スペースの門構え_c0175075_1447252.jpg
駐車スペースの門構え_c0175075_14473411.jpg



Come on a my house !  (関連)


WORKS

駐車スペースの門構え_c0175075_1827777.jpg


日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
# by knaw | 2016-09-25 14:52 | ♪建築現場から
山形県の山深い谷に大正浪漫と形容される銀山温泉があります。400年の歴史を
もつ銀山温泉は現在14軒の木造三階建て旅館が川を挟んで軒を連ね、その風情は
伝建地区など保存地区には指定されていないいものの、地元の人々の高い意識に
よって伝統的な景観が守られていて情緒あふれる温泉街。

銀山温泉の負ける建築!?_c0175075_23405042.jpg

その中にいま最も注目度の高い建築家のひとりである隈研吾さんが設計した
藤屋があり、雑誌等でその写真を見ていて、一度は訪れたいと思っていた宿。

すこし前に銀山温泉に訪れる事があり、立ち寄りました。(残念ながらこの宿に
宿泊したのではないので内部には入れず。)写真で見る新築時の白々しさは消え、
外部の木部は風雨にさらされ周辺の古い建物の風情に一歩地数居ている感が
あります。正面外壁の大半は格子戸で包まれ、館内も「簾虫籠(すむしこ)」と
呼ばれる細い竹のスクリーンで囲われた瀟洒な和空間。その繊細なディテールは
確かに美しいのですが・・・

銀山温泉の負ける建築!?_c0175075_23511769.jpg
銀山温泉の負ける建築!?_c0175075_23512631.jpg

まともに雨や雪にさらされる外部の木部はかなり傷みも激しく、腐朽しているところも
多く見られました。特に玄関廻りの庇屋根(屋根葺きが無く、小屋組みの架構が
デザインとして露出している)などは腐って折れていたりしたので、ちょっと残念!
決してお安い宿では無いので、高い宿泊料金を出して泊まりに来たとしたら、
ちょっとな~という感じ。隈さんと言えば「弱い建築」、「負ける建築」がキャッチフレーズ
ですが(ぼくはこの考えが好きなのですが)、竣工後そんなに時間を経ていない中で、
一般的な経年劣化を越えた傷みはどうなのか?これも弱い建築?負ける建築?

銀山温泉の負ける建築!?_c0175075_045793.jpg



WORKS

銀山温泉の負ける建築!?_c0175075_1827777.jpg


日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
# by knaw | 2016-09-23 00:06 | ♪度々の旅