奈良県の一級建築士事務所 (建築設計事務所) 中尾克治建築設計室のブログ 建築設計監理・家具デザイン・庭園デザイン


by knaw
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学生の部分イメージ模型

夏休みを利用して実務体験をするための学生のインターシップ。
今年やって来た人につくってもらったキリスト教会の玄関庇。
コンクリート造の建築ですが、新しく玄関の位置が変わるので、
その部分にスチール造+ガラス葺きで設置する庇です。
手ほどきとなるのはスケッチ図面のみで、はじめて模型を作るというには
よくできました!と言ってあげてよいと思います。
図面では伝わりにくいイメージが上手く伝わると思います。

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WORKS

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
# by knaw | 2016-09-21 21:19 | ♪スタディ/エスキース

制振ダンパー装着

建築物の地震に対する対応は一般的には「耐震」という概念があって、
地震にどれだけ耐える事ができるかということ。この尺度によって、
いろんな事が語られたり、決められたりしています。もうすこし踏み込んで
みると「免震」という考えや「制震」という考えもあります。
文字通り、振動を免れる工夫や制御する工夫を取り入れることと
言って良いかも知れません。
例えばボクシングに例えたイメージで言うと「耐震」とは相手に強い
パンチをくらってもへっちゃらなタフガイのブルファイター。
「免震」や「制震」は相手のパンチをまともに受けないクレバーな
アウトボクシングをするテクニシャンということになるかもしれません。

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ある住宅では、建築主さんのご希望もあって、制震ダンパーを設置しました。
基本的にはこのダンパーによる揺れの制御に期待しなくても、構造計算上は
クリアしているのだけど、備えあれば憂いなしで、コストアップにはなるけれど、
さらに構造チェックをかけて、必要な個所に制震ダンパーを設置しています。
設置したダンパーが揺れを制御して、建て物へのダメージを軽減するの
ですね。
「免震」「制震」の技術は日々進化しているので、ひとことに制震ダンパーと
言っても、まぁ沢山の種類があります。コストもピン切り。
費用対効果を考えて、どの構法がベターなのかは判断に困ることも多いです。
今回採用したのは、上の写真のもの。30坪の小さな家に12カ所設置する
ことになりました。良く見るとどうですか?自動車の足回りにある、
ショックアブソーバーに形が似てませんか?要は同じ原理(オイル式ダンパー)
で揺れや衝撃を吸収してくれるのです。製造しているのも自動車の
ダンパーを作っているドイツのビルシュタイン製。(車好きならよく知っている
はず)壁の中に隠れてしまうのが、ちょっともったいない気がしました。


WORKS

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
# by knaw | 2016-09-20 15:44 | ♪建築現場から

オモシロイ!土木展

「土木」という響きからは、昔からいわゆる3K(きつい、きたない、きけん)の代表格と
して、またおっさんくさい、野蛮な感じといった負のレッテルを張られてきたという
印象がぬぐえないところがあります。
実際に厳しい世界であることは間違いないこと(それはどんな職業でも同じこと)だし、
危険を伴うことだってあります。しかし、それを上回る素晴らしい成果をそこに
携わっている人たちにもたらし、その価値観を再認識でき、やりがいをもてる仕事だから
皆さん頑張って良い仕事をされている訳ですね。
なにを言っても日本の土木建築の技術力は世界一といって過言では無いです。

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東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで開催されている企画展“土木展”
はすこぶる愉しく面白い展覧会だった。市井のひとたちには中々伝わりにくことを、
平易な説明と工夫をこらしたビジュアル情報(映像・模型・実物)でたのしく、おもしろく
縁の下の力持ち的な、一般には見えにくい土木の世界を伝えています。

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展覧会ディレクターを務めたのは東京大学の土木工学科出身の建築家・西村浩さん。
土木らしいダイナミックな会場構成からカレーライスのごはんをダムに、ルーを湖に
見立てたかわいいダム模型まで大から小、全体から部分まで、実に手の込んだ
展示をしてありました。西村氏の高いディレクション能力が伺えます!
建築家でありながら長く東大の土木工学科(社会基盤工学科)で教鞭をとられた
内藤廣さんが企画協力をされているのも大きいと思います。ハードな技術だけが
先行しがちだった土木の世界に景観性やデザイン性の重要性を説いて、土木と
建築と景観デザインを繋いできたこの人たちのセンスと心意気が、この愉しい企画展を
生んだのだと思います。


WORKS

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
# by knaw | 2016-09-19 11:38 | ♪お気に入りあれこれ

“分居”という住まい方

住まい手は複数の住宅を所有しており、家族はそえぞれの住宅に分れて
暮らしたり、行ったり来たりしながら、家族ひとりひとりが自由な暮らし方を
大切にしている。
そんな住まい方もあって、一世帯一住戸は日本では基本的に満たされ、
「本宅」と「別荘」、「週末住宅」や「都心の家」と「田舎の家」など場所を変えて
日々の生活に都合のよい住居に分れて住むことが増えてきても不思議では
ない。今計画中のある住宅は家族で暮らす「本宅」と、その計画地から歩いて
数分という場所にホビーハウス(車好きな施主なので、車のための家って感じ)
も同時に計画されている。
下の計画案は週末だけを景色と環境の良い郊外で暮らすための小さな家の
提案。

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
# by knaw | 2016-09-17 04:46 | ♪スタディ/エスキース
奈良の少年刑務所が老朽化のため、今年度内に閉鎖されることが最近分かりましたが、
今も約400人を収容するの刑務所で明治の五大監獄のひとつで現役最古。
法務省は再活用の道を探っているとのこと。保存運動が一生懸命行われてきた事が
実ったかたちです。

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再活用案としてはホテルや博物館にという意見がでているようですが、個人的には
“監獄ホテル”というのは国内では聞いた事も無いし、魅力的な響きで、その線で再活用が
進んで行ったらいいなと思います。奈良は全国でもホテル客室数ワーストだから、いい
活性剤にもなるでしょう。
旧奈良監獄として1908(明治41)年に建てられた建築で、旧司法省技官の山下啓次郎の
設計。(そのお孫さんがジャズピアニストの山下洋輔氏とうのは有名な話。)重厚なれんが
造りで、ドームを持つなどデザインを凝らした表門、集中管理しやすいよう放射状に並んだ
収容棟などがプランの特徴。

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よくあるのは外観そのままに、中味はごっそり現代的でおしゃれな空間にという
リノベーションが多いように思うけど、できれば監獄のテイストそのままに収監された
気分が味わえる様な独特の雰囲気を活かしたホテルに生まれ変わったら・・・
その中プリズンバーで山下洋輔さんの生演奏を聴く事ができるなんていう空間ができたら・・・
泊まってみたいかな?


WORKS

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日用の住宅考WEBマガジン“Daddy's athome”
# by knaw | 2016-09-16 22:42 | ♪不易流行のデザイン